ポールキャスナー 薪ストーブのある生活

日本における草分け的存在が贈るカントリーライフの提案。薪ストーブにまつわる様々なストーリーをお届けします。

Leave no trace…ゴミの話

夏の暑い日々が続くと近くにある美しい川へ出かける。
川で楽しんでいる人の中に自分のゴミを持って帰らない人がいる。
コンビニで買ったプラスチックのトレイやビール缶など。
タバコの吸い殻をそのまま捨てることは最悪です。
皆が自然を楽しむために、お互いにきれいにして帰りましょうね。
ゴミを見つけた時はなるべく拾います。汚いゴミもある。

お盆休みに川のキャンプに出かけました。
子供たちが岩飛びして川にジャンプして楽しんでいる。
私はキャンプサイトのゴミ拾いをしていました。
小さなプラのゴミがいっぱい散らかされていました。
なぜゴミを持って帰らないのでしょう?

Leave no Traceというアメリカの
「アウトドア道徳」教育NPO団体があります。
アウトドア遊びに行く時、自然に与える人間の影響を少なくし、
ゴミの持ち帰りをはじめ環境を傷をつけない責任のことを謳っています。

Leave no Traceには7つの原理があります。

1.自然に入る前に十分に企画と準備をすること
2.道などは崩れないように使うこと。元の状態よりきれいにすること
3.ちゃんとゴミを持ち帰ること
4.見つけたものはそのまま置いて帰ること
5.キャンプファイヤーの責任をとること
6.野生動物の邪魔をしないこと
7.他の人に迷惑をかけないこと

 


私のゴミ拾い道具セットは、ワニツールの火ばさみとカゴやゴミ袋です。
このワニツールは面白いものですよ。
火ばさみですが、握ると口が力強く反対向きに閉まるもの。
口にノコギリのような刃がついて、重い薪一本でも滑らず持ち上げられる道具です。
ファイヤーサイドでは秋に新発売ですよ!


見えないところに捨てられたゴミを拾っています。


お菓子のパッケージを発見。


カゴがだんだんいっぱいになる。


吸い殻を平気で川に捨てる。


ゴミ拾いにこの薪用のワニツールが非常に便利です。


ゴミ拾いよりも魚釣りの方が楽しそうだなぁ。

駒ヶ根市ではゴミの種類ごとの専用袋があるので、マメにゴミの分別をする。
ゴミの量をコントロールするため、
市からゴミ袋のチケットを一家族に対して限られた数を配布し、
そのチケットがないとゴミ袋は買えません。

燃えるゴミ、資源プラスチックのゴミ、金属、アルミホイル、ガラス、陶器など
全部分別しなければならない。
燃えるゴミ以外は週一度、毎週水曜日に市が片付けてくれる。
一ヶ月に一度、アルミ缶、瓶、ペットボトル、新聞など引き受けてくれる。
引き取ってくれる回数が少ないので、ゴミの日に留守だったら、来月まで待たなければならない。

ポールのゴミ分別システム
ゴミの管理が大変なので、分けやすいシステムにしました。
黄色いコンティナーが一番使いやすい。

種類ごと分別。


ゴミの小屋は薪(焚き付け)小屋にもなっています。


汚れた資源プラスチックは引き取ってくれませんので、食品のトレーやハイプラの袋を洗います。
それをハンガーで干す。

肉以外の生ゴミはコンポストにする。

ある時、前の日に捨てたゴミが玄関に置かれていました。
大きな赤いシールが付いていた。

STOP! このゴミは収集できません

その下に「レジ袋の中にコンビニの弁当のトレーが入っています」。

確かに袋の中にコンビニの弁当のトレーが入ったまま捨てると
こんな暑い夏じゃぁ黴びますよねぇ~。
臭くて汚いよね。実は川で拾ったコンビニの弁当の入ったレジ袋でした。
洗わないまま資源ゴミに入れてしまいました。恥ずかしい。
その後回覧板にこんな通知がありました。

その後必ずゴミを洗って捨てることにしました。
面倒ですが、ゴミの分別のことは社会への責任ですよね。
また、大切なのはマイバックを持って買い物することですね。

しかし、自然にやさしい暮らしとはゴミを少なく暮らすことです。
ゴミを出さない暮らしに近づければ理想的です。
新鮮な食材で手作り料理を作って暮らすならゴミが減ります。
スーパーやコンビニで買い物をするとすぐにゴミが増えます。

農産物の直販のスタンドがあり、旬のものが買える。
地元で採れたものなので、新鮮で美味しい。
遠くからスーパーへ運ばれた品物はトラックの二酸化酸素ガスが温暖化につながる。
地元の品物の方が地球にやさしい。
 
ゴミを減らすため、それから食品の品質が気になるので、私たちは生活クラブの会員です。
牛乳はリユース瓶で、卵は自分で計って、トレーからかごに入れています。

例えば、私の住む長野県駒ケ根市の家庭ゴミの1人1日平均排出量は約0.5kgです。(平成16年調べ)
平成15年度のゴミ処理有料化導入により、ゴミの量は急激に減少したそうですが、
それでも、4人家族なら1日2kg、1週間で14kg、1ヶ月で60kg、1年で730kgにもなります。  
駒ヶ根市の調査では、今後10年、ゴミの量はゆるやかに増え続けると予測しています。 


今日、川で拾ったゴミはこれぐらいでした。
川下の天竜川の方は、一人では手がつかないほど多い。


今日の収穫です。なぜかシャボン玉の道具も捨てられていた。

川や海やキャンプなど自然の中に遊びに行く皆さま、
自分のゴミはもちろん、前の人のゴミも片付けて自然をきれいにしましょう。

ゴミ拾いの後は熱くなりましたので・・・・



このWebマガジンはファイヤーサイドが提供しています。

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コメント

  1. わ~~~。素敵!ゴミ拾いする社長さんカッコイイですね。
    最後のワンシーンで涼しさが戻ってきました、めでたしめでたし(^^)

  2. 先日はお電話で失礼しました。
    社長さん自らゴミ拾い、素晴らしいです。
    私の街にも毎朝散歩しながら歩道のゴミを拾ってみえる年配の方がみえます。
    「ご苦労様」と挨拶は交わすのですが、続けられない自分がとても情けなく思っています。
    昔、キャンドルサービスの指導をしていた時に話す言葉を思い出しました。
    「一人のロウソクは暗くて小さくても、みんなが灯せば大きな灯りの輪ができる。ひとりの力は小さくても、みんなが集まれば大きな力になるんだ・・・。」
    ゴミも一人ひとりが持ち帰れば、ゴミなんてなくなるんですけどね。

    でも社長さんのゴミ拾いの小道具、粋ですね。ワニツールも便利そうだし。
    また近々駒ヶ根の方にお邪魔したいと思います。

  3. Hallo Paul,
    I’m impress, I will show this pictures and explain story about you to many people who forgot how important is clean world.
    I think everyone should find bit of time and do something for better future, for next generations!
    Good man, keep going I’m with you!

  4. 写風人さま、

    確か、一本のろうそくの光は小さいが、たくさん集まればまぶしい。
    ゴミも一つですね。
    一家で薪ストーブを使えば、CO2の削減する量は少ないが、たくさんの家の薪ストーブのCO2の削減する量ガ大きい。

  5. ポールさんに、頭が下がります。
    私は、「自分でゴミを捨てない」まではやりますが、「人のゴミを拾う」までは、出来ません。

  6. 小坊主さん、

    人のゴミというより「皆のゴミ」と考えたら人のゴミを拾っちゃう。捨てる人はいるから自然がよごれる。
    ゴミを拾えばきれいになって気持ちがいいよ。

  7. 最近ごみひろいをはじめました。
    ビニール袋でひろっていたのですが、それがまたゴミになるので、カゴはどうかと検索してこちらにきました。わにばさみ始めて知りました。面白そうですね。コンテナ分別も参考にします。

  8. まうさん、
    コメントありがとうございました。
    参考になってよかった。ゴミの問題は一人一人の力で解決することです。
    もともと手作りすればゴミが減りますね。
    エコバッグで買い物する。
    マイ箸でご飯を食べるなどで少しでも影響するかと思います。

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