野外クッキング「カタクリの葉とスモークサーモンのタリアテッレ」
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花の満開を過ぎ、葉桜になり始めると山々がふんわりと
薄緑のもやをかぶったようになってきました・・
新緑の季節。
ちいさな新芽はまるで、生まれたての赤ちゃんのように柔らかく
そして、瑞々しい。
木々は今まさに、冬眠から目覚め四方に伸ばした根っこの先から地中の水を
ごくごくと吸い上げ始めたところなのでしょう・・。
私の暮らす「大沢」という集落にはブナの原生林があります。
小高い山の頂上までブナ林のなかを300mほどの木の階段が続いています。
緑色の景色を一歩一歩登っていくとじわじわと急角度になり最後の方は汗をかき始めるくらい。
息がもうきれそう・・という寸前で頂上に到達します。
だから、ちょうど良い散歩コース。
先日子どもたちとその山道を歩きました。
道の両側でカタクリの花が可憐にほころんでいます・・。
ユリ科カタクリ属の「カタクリ」は、
落葉樹林で木がまだ葉を落としている早春のわずかな期間に差し込んでくる日光により光合成をし、
一年分のエネルギーを地下の鱗茎にたくわえる、スプリング・エフェメラルの1つです。
古くは鱗茎から片栗粉が採取されていました。
種が生育に適した場所に落ちて芽が出たとしても、
葉が大きくなり花が咲くまでに7~8年もかかるとか。
この葉はさっと湯がいて「だし醤油」をまとわせるとほのかに甘く、不思議な食感があります。
まるで、春が植物に姿を変えたんじゃないか・・というように。
今回のクッキングは、ほんのすこし山からおすそわけをもらって、野外で楽しむことにしました。
カタクリの葉とスモークサーモンのタリアテッレ チーズクリームソース
- スモークサーモン …150g
- カタクリの葉(ほうれん草でも可) …7~8枚
- チーズクリームソース …200~250g
- タリアテッレ …4かたまり分
1.2つの鍋にたっぷりの湯を沸かす。
湯が沸いたら洗ったカタクリの葉を入れさっと湯がき、ざるにあげて冷ます。
2.もうひとつの鍋も湯が沸いたら塩を加えて、タリアテッレのかたまりを4つ入れ、
茹で上がり時間よりを目安に好みの硬さまでゆでる。
3.その横で、タークのクラシックフライパンにオリーブオイルを入れ、温める。
4.お好みのパスタ用クリームソースをフライパンで温め、
茹で上がったタリアテッレを加える。
冷ましておいたカタクリの葉とスモークサーモンを加えてあえる。
5. 皿に盛り付けてできあがり。
タリアテッレは平たく、ボロネーゼなどこってりめのソースがよく合う
北イタリアのロングパスタの1種。
今回はお手軽に市販のチーズクリームソースを使いました。
焚き火のパワフルな強火にも対応する、
柄のつなぎ目がないタークのクラシックフライパンシリーズ。
すべて鉄製なので燃え盛る火にかざしても、樹脂の柄のようにとけるおそれもなく、
長年使えば使うほど油がなじみ、焦げ付きもなく、使いやすくなる優れものです。
» ターク クラシックフライパン
薪作りの季節
雪が解けるのを待ちきれず、
去年の秋から作り始めた薪を雪山から掘り出し始まった今年の薪作りの季節。
天気がいい日はいつも外仕事、で、先日も薪を割っていたら一日で3人もの人から
「木をもらって・・!」と声をかけていただきました。
「何センチに切っておけばいい?」
「杉とか、針葉樹でもいいの?」
薪ストーブの燃料・・ということでなにかと質問されますが、それがとっても嬉しい。
このあたりの人は庭木や山の木を整備のためよく伐採をします。
そのままにしておくと景観が悪くなる、また畑仕事に支障が出る・・と長年困っておられたよう。
ストーブを使っている我が家に持ち込むことで
今まで捨てていた木が活用される!のも嬉しいようです。
薪作りをしていると、薪ストーブについて、木の処理について、
ひいては環境についてたくさんの話す機会が増え・・いろいろな勉強にもなり、
近所の人との良いコミュニケーションになります。
みんなが美しい環境を守り子どもたちに伝えたい・・と願っているこの時代、
身近な「里山」で遊んだり、たくさんの良い思い出を作ることが
自分の居場所・・ふるさとを大切に出来る人を育てる一番の方策なのではないでしょうか?
ブナ林でのいきいきした笑顔の子どもたちを見てそう思いました。

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