クッキングレシピ「薪炭で作る美味しい時間」

高橋みな 火のあるお料理とクックウェア探検

ウッドストーブクッキングアドバイザー高橋みなが楽しい料理と共にクックウェアの可能性に迫る!

アウトドアを愉しむ!「ギリーケトル」

2012/5/14 高橋 タグ:
| カテゴリー: アウトドア料理 | comment(1) »


桜がほころび、鶯が歌い始めました。
春の合図を山から受けとり気分もウキウキ。
薪作りもいよいよ本格始動です。





この時期、柏崎の山では山菜がすくすくと伸び、
海にはたくさんの魚たちが育っています。

若葉が薫る5月、
今回はそんな海山の幸をたっぷりと味わいつくすのにぴったりのツール、
「ギリーケトル」を持ってあれこれ野遊びを楽しみました。

 

 

ギリーケトルとは



 

野山に幾らでも落ちている枯れ枝や松ぼっくり。
身近な自然からの贈りものを燃料にして
素早くお湯が沸かせるアウトドアボイラー。
煙突構造によって効率よく熱が伝わり、風の影響を受けにくいのが特長です。

お湯を沸かすだけでなくオプションのツールを併用すれば、
お料理も作れるという楽しいアウトドア・クックウェア。
野外でのクッキングの可能性が大きく広がります。

 

 

日暮れを待つあいだ

5月2日、柏崎の海を見渡す高台にある
「御野立公園(おのたちこうえん)」へやってきました。

前日心配していた天候の荒れも無く、優しく凪いだ光る海。
展望台から鯨波海岸を見下ろし、
プラチナ色の夕日を眺める素敵なロケーションです。

今回クッキングに協力してくれたのは鯨波海岸で宿を営む、トチボリさん。



シーカヤックを操り、柏崎の海の穴場や楽しさをとことん知ってる名ガイドです。
彼が「モクズガニ、っていうのがとれるんですよ。」と話してくれたことがきっかけで、
日の暮れた岩場でモクズガニを獲り、
ギリーケトルでいろいろな「モクズガニクッキング」をすることになりました。


モクズガニが活動を開始する日暮れを待つあいだ、まずはコーヒーの野点を。
海岸の松林にはころころと松ぼっくりが散らばっています。
燃料が松ぼっくりって、それだけで楽しいな~。

この辺りでとれる松ぼっくりは火付きが良くて、火持ちがいいから
特別生産の「越乃松ぼっくり」って名前を付けようよ、
なんて冗談を言いながらいっぱい集めてきました。
 


 

野点コーヒー


 

 


1.枯れ枝や、松ぼっくりなど可燃性のものをギリーケトルのベースの炉に入れます。
注ぎ口から水を入れたケトルをその上におきます。



2.炉の側面に開いた穴から火をつけます。



3.燃料を追加する時は煙突の上から入れます。



4.お湯が沸き始めると、注ぎ口の蓋のホイッスルが鳴って知らせてくれます。
(1・5リットルが2~3分で沸く)
ホイッスルが鳴ったらすぐにケトルのハンドル部分を持ってベースから降ろします。



5.キャップが熱くなるので厚手の皮手袋などをはめて外します。
6.エマリア・ホウロウマグカップにお手軽ドリップコーヒーをセットします。
7.片手でハンドルを持ち、もう片方の手で本体後ろについている
チェーンをもって傾け、お湯を注ぎます。





今までも、これからも無くなることは無い、枯れ枝や松ぼっくり。
野山に無限にある素材が燃料になるギリーケトルの、
短い時間でお湯が沸く工夫と仕組みに感動です!


» ギリーケトル

 

 

モクズガニ漁

夕日が日本海に沈むとあっという間に暗くなりました。

月明かりだけの岩場、明るいところが苦手なモクズガニが
海中でモゾモゾ動き始めるのを素早くつかむ、という極々簡単な捕まえ方。







でもカニは素早く逃げるし、
うっかり強力なはさみで挟まれるとかなり、痛い。
できるだけ挟まれないよう甲羅の両側をつかむようにしますが
これがなかなかムズカシイ。

一時間ほどでトチボリさん、途中参加のカリンちゃん、
私の3人で10匹以上のカニをつかまえました。





翌日、このカニたちをワイルドで楽しいお料理に変身させます・・。



さてさて、その顛末は・・?


後編へ続く。

 

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