ファイヤーサイドBlog

ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2010
Jul.
5

MODEL1302 INTREPID1

カテゴリー: 薪ストーブ

ファイヤーサイドの応接室を暖めている旧型のINTREPID1 マジョリカグリーン(1982~1988製造)のメンテナンスを、今回は入社4カ月目に突入した営業スタッフ小松君の研修も兼ねて行いました。

ファイヤーサイドの社屋では多くの薪ストーブが実際に焚けるようになっていますが、唯一のOLDタイプですので、二次燃焼機能がない分、シーズン中から煙突の煤の付き方が気になっていました。

身支度を整えてまずは屋根上から煙突の掃除です。





予想通り少し荒い煤が付着しています。
煤の状態は薪の乾燥具合や燃焼の温度、二次燃焼機能の有無などで様々な状態がありますが、
量や状態でシーズン中の薪ストーブが上手く焚けているかどうか目安にもなります。



煙突掃除が終わったところで今度はストーブ炉内のメンテナンスです。




私自身も過去に数回しか見たことのないOLDタイプですので
炉内分解や掃除が不安でしたが、とてもシンプルな構造でした。

炉内の状態を確認や点検をしながら分解を進めます。


燃焼空気の経路、煙の経路を意識しながら灰や煤を取り除きます。





掃除終了後、部品を元に戻し、ファイバーロープの交換です。
ファイバーロープはストーブの気密を保つために重要なパッキンです。
手間のかかる作業ですが、ファイバーロープが機能していないと燃費が低下し、過燃焼になり、
気づかないうちにストーブにダメージを与えてしまいますので早めの交換がお勧めです。




このOLDストーブ、このマジョリカグリーン、
今となっては貴重なストーブなのでいつまでも大切に使いたいものです。
研修も後半戦に突入している小松君もこのストーブに愛着が湧いたことでしょう!
キズなんか付けてないよね・・・小松君!

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2010
May.
25

衣替え

カテゴリー: 薪ストーブ

緑輝く季節となり、ストーブライフもシーズンオフを迎えようとしています。
ありがとうの感謝の気持ちを込めて掃除しました。

アンコール炉内は変形等もなく正常でした。


セラミックボックス両脇の灰もほとんど溜まっていません。


初めてステンレス製キャタリティックコンバスターを使用しましたが、
目詰まり、損傷等なくきれいな状態でした。


スライド部で室内煙突を外し、掃除袋をセットして、トップからブラシを通しました。


トップ付近の内部が一番汚れていました。


煙突から出た煤の量は両手の手のひらに乗ってしまうぐらいの量です。



煙突もストーブもすっかりピカピカになり、
気持ちよくシーズンオフを迎えられます。



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2009
Dec.
2

スウェーデンの本物のチムニースイープとの出会い

カテゴリー: 仲間たち, , 薪ストーブ
先週、私はスウェーデンの手作り斧のメーカーグレンスフォシュ・ブルークスに行ってきました。
(その内容は私のコラムに後で掲載しますよ!)

夕方(午後2時ごろ)、工場の玄関に真っ黒い男が現れました。
グレスフォシュの社長さんと話しをしているが、
斧を作るクラフトマンたちの顔はきれいなのに、とにかくこの人の顔が煤だらけ。
「この人は何の仕事をしている?」と聞きますと
「あぁ!彼はソタルナだよ。煙突掃除屋なんだよ」と社長が言う。

スウェーデンの家には必ず煙突がついている。
私が見たところではほとんどレンガでできていて、穴の径はかなり小さいもの。
そして使用している薪ストーブのほとんどが、
小さなハスクバーナ製のアンチークのクックストーブであることがわかりました。
そのアンチーククックストーブのことはまた別のブログに後で掲載します・・・



ソタルナの職人さんの話しによると、
スウェーデンでは1528年から煙突掃除のグルド(弟子/組合)の記録があり、
免許制なので必ず試験を受けなければならない。
昔の煙突は大きなもので煙道も大きく熱を無駄に逃がしてしまう。
近年は、ダンパーが装備され、狭い炉筒となった。

1600年代には、煙突に関する都市自治体消防制度の規定ができた。
これによってススの除去や火災の検査や消火のためのルールが設けられた。
1600年代後半には、ドイツ人の煙突掃除屋がスウェーデンに移民し、
煙突のスイープとして仕事を始めた。
そしてスウェーデンの職人や弟子に技術を教えた。
 
1700年から1800年代には、煙突掃除は身体の小さな男の子の仕事だった。
他の技能のようにチムニースイープ職人が組織され、
1897年のスウェーデンでは、煙突マスター協会が結成された。
1915年には、煙突スイープマスター協会は、現在に至るスウェーデン語の名称に変更された。
煙突スイープマスター協会のスイープは「ソタルナ」といいます。


煙突スイープマスター協会のマーク


 帽子にもスイープ協会のマークがついている。


 彼のトラックにこのかわいい看板の絵が描かれていました。


ストックホールムのアンチークショップで購入したはがき。
そのころまだ子供の仕事だった。


ハッピー・イースタが描かれている。

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