ファイヤーサイドBlog

ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2009
Dec.
7

スウェーデンのアンチークストーブを発見

 

グレンスフォシュから20分東に行くとバルト海があります。海の向こうはフィンランドです。
「薪ストーブだけで暖を取っている家を見たいか」と
グレンスフォシュ・ブルークスの社長ガブリエルさんに聞かれました。
「是非ご案内ください」と答えましら、
バルト海のお年寄りの漁師の所に連れて行ってくれました。

そこは家というか小屋と言った方がいいかと思います。
小屋の面積は10坪もありません。
7畳のキッチン・ダイニングと1.5畳のベッドルームと玄関。
電気がないので灯油ランプで光をとっていた。
部屋の脇に昔のスウェーデン製のクックストーブがほかほか燃えている。
おじいさんがそのストーブで沸いているお湯で美味しいコーヒーをいれてくれました。


昔はこのような小屋は たくさんありましたが現在は少なくなっているという話。
実はこの小屋は記念物です。


ガブリエル社長の家にも同じようなクックストーブがありました。
「もっと見たいの?実は隣の人はアンチークストーブを修理して売っていますよ。
行きましょう」。
「是非!!!」


スウェーデン製のアンチーククックストーブが4段も5段も山積みです。
嬉しいなぁ〜♪♫
「このストーブは買えるの?」「もちろんだ」




よく見たらほとんどHusqvarnaの製品です。
ご存知と思いますが、ハスクバーナはチェーンソーのメーカーです。
そうだ田渕義雄さんの家のクックストーブもハスクバーナ製なんです。
もう作っていないなので残念です。


これは低いタイプですね。
このタイプのクックストーブのほとんどはビルトイン式です。


つまり脚はなく側面や横面も仕上げていない。
周りはレンガとタイルで仕上げます。
オーブンを暖めるために煙筒口が下の位置にあります。
上記の小屋の写真をよく見ればわかります。


黒いホウロウ仕上げもありました。


珍しくファイヤードアが左にあるものです。


部品もたくさん揃っています。
しかしない物もあるのでなかなか修復が大変だそうです。


職人が仕上げるときれいなものになります。


このストーブは珍しいね。屋根は六角の形です。
皆さんはなんのためのストーブかわかりますか?
ヒント:クリーニング屋さんが使うものです。
そうです。アイロン6個を乗せて暖めるストーブです。


その他だるまストーブや変わったストーブもありましたが、
主にハスクバーナのクックストーブでした。
ストーブの歴史を感じました。

これからファイヤーサイドで輸入して限定販売を検討しています。
皆様はいかがでしょうか?ご意見ください。

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2009
Dec.
2

スウェーデンの本物のチムニースイープとの出会い

カテゴリー: 仲間たち, , 薪ストーブ
先週、私はスウェーデンの手作り斧のメーカーグレンスフォシュ・ブルークスに行ってきました。
(その内容は私のコラムに後で掲載しますよ!)

夕方(午後2時ごろ)、工場の玄関に真っ黒い男が現れました。
グレスフォシュの社長さんと話しをしているが、
斧を作るクラフトマンたちの顔はきれいなのに、とにかくこの人の顔が煤だらけ。
「この人は何の仕事をしている?」と聞きますと
「あぁ!彼はソタルナだよ。煙突掃除屋なんだよ」と社長が言う。

スウェーデンの家には必ず煙突がついている。
私が見たところではほとんどレンガでできていて、穴の径はかなり小さいもの。
そして使用している薪ストーブのほとんどが、
小さなハスクバーナ製のアンチークのクックストーブであることがわかりました。
そのアンチーククックストーブのことはまた別のブログに後で掲載します・・・



ソタルナの職人さんの話しによると、
スウェーデンでは1528年から煙突掃除のグルド(弟子/組合)の記録があり、
免許制なので必ず試験を受けなければならない。
昔の煙突は大きなもので煙道も大きく熱を無駄に逃がしてしまう。
近年は、ダンパーが装備され、狭い炉筒となった。

1600年代には、煙突に関する都市自治体消防制度の規定ができた。
これによってススの除去や火災の検査や消火のためのルールが設けられた。
1600年代後半には、ドイツ人の煙突掃除屋がスウェーデンに移民し、
煙突のスイープとして仕事を始めた。
そしてスウェーデンの職人や弟子に技術を教えた。
 
1700年から1800年代には、煙突掃除は身体の小さな男の子の仕事だった。
他の技能のようにチムニースイープ職人が組織され、
1897年のスウェーデンでは、煙突マスター協会が結成された。
1915年には、煙突スイープマスター協会は、現在に至るスウェーデン語の名称に変更された。
煙突スイープマスター協会のスイープは「ソタルナ」といいます。


煙突スイープマスター協会のマーク


 帽子にもスイープ協会のマークがついている。


 彼のトラックにこのかわいい看板の絵が描かれていました。


ストックホールムのアンチークショップで購入したはがき。
そのころまだ子供の仕事だった。


ハッピー・イースタが描かれている。

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2009
Nov.
13

津軽三味線とジャムセッション

カテゴリー: イベント, 仲間たち,

 11月7〜8日に青森県の有名なストーブ屋さん(有)野原のイベントの講師として参加しました。
(イベントの様子は「野原のブログ」をクリックしてください)
2日間に渡って薪ストーブの楽しさやまめ知識を教えました。
バーモントキャスティングスの薪ストーブ3台も焚きましたので半袖でやりました。


7日の夜に尾平社長が「茶屋東門」に招待してくれました。
茶屋東門は古民家の建物でライブコンサートやギャラリーをやっています。
お食事は手打ちそばです。
今回は津軽三味線の名人松田隆行先生の演奏でした。
とてもリズムのあるのりのよい音楽です。
私は津軽三味線が大好きですね。
青森の民謡などの演奏でした。歌も素敵で鳥肌が立ちました。
長野ではこのライブはないから嬉しかった。

そして何と尾平社長が「ポールさんもステージでて尺八を合わせてくれ〜!」
津軽三味線と演奏したこともなく、
大勢のお客様がお金を出して津軽三味線の演奏を聞きにきていますので、
どうしようと思っていました。
しかし松田先生はとても親切に私の尺八の音に合わせてくれましたので、
すごくきれいなメロディーができました。
松田先生、尾平社長、そして東門さま、ありがとうございました。



写真はiPhoneで撮ってもらったのできれいではないが、どんな感じかわかると思います。
8日は新幹線3時間半、高速バス3時間を乗って、
家に着いたのが夜中の12時過ぎでした。
疲れてしまって次の日に風邪を引いてしまいました。

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