現在、単身赴任中のワタシは蔵の中にて、薪ストーブ[アンコール]ひとつで暮らしている。
正確に言うと、プロパンガスを止め、薪ストーブと木炭、大きなタライとキャンプ道具で日々の生活を送っているのだ。
独り住まいなので、薪の本数を減らし最小限ぎりぎりの薪燃焼にしているため、冬場のほとんどを薪ストーブの2〜3メートル圏内で生活し、夏場はそれとは逆に薪ストーブの2〜3メートル圏外で暮らしている。
食事のまかないは、まずストーブに火を入れるところから始まり、料理を口にするのはだいたい1時間後である。緊急用に、コールマンの2バーナーを置いてはいるが、ほとんど使ったことがない。
冬場のお風呂は、ストーブトップにサンプル品のグランマーコッパーケトル5リットル3本を常時沸かしておき、それを風呂場へと持ち込み、大きなタライにて湯を冷水でうめ、一本で頭、一本で体、一本でドッコイショとのんびり浸かっている。しかもローソクの灯りだけでのメチャ楽しい行灯(あんどん)行水である。
夏場は、蔵の中といえどもそれなりに暑く、さすがに薪ストーブでグランマーケトル3本を沸かすことは出来ずに、もっぱら銭湯通いの日々なのだ。
それにしても、一年を通してストーブトップには鍋・釜・ヤカンをはじめ、手作りドライフルーツや、シチューやコーンスープ、焼き芋などなど、所狭しと肩を寄せ合い置かれている。
そんなわけで、アンコールのとても便利なトップローディング機能を、ワタシは一度も活用したことが無いのである。
一度は使ってみたい、トップローディング。
それでも楽しい 薪ストーブ・ライフ!
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石たんぽ 〜 水もいらなきゃ ガスもいらない。
ただ 燃えている薪ストーブの上に2時間ばかり置いとくだけ。
毎晩くり返し使えて ポッカポカ!
コットンのハンモック収納袋やバスタオルに包んで寒い夜に大活躍!
南の島〜奄美・沖縄では真冬の寒さは、せいぜい15〜16℃。
ところが、ここ信州の真冬はマイナス14〜15℃。
3月下旬でも朝夕は0℃だし、暖冬と言われている今年、
梅咲くこの頃だって夜明け前はマイナス3〜4℃と寒いのだ。
信州山里のキビしぃ〜寒さを、
インドアなのにアウトドア的薪ストーブ2m圏内生活でやりすごしている
南国生まれの「亀の助」は、薪の少なくなったこの時期に、ふと想いついた。
湯たんぽ ならぬ[石たんぽ]である。
暖かい薪ストーブの上に、湯たんぽ容器半分程の大きさの川原石(花崗岩・御影石)を、
2時間ばかり置いておく。
急速に焼くのではなく、じっくりと暖める感じで石の真ん中に熱を蓄積するのだ。
石の厚さや接置面積にもよるが、2時間くらい置くと完璧に石全体が暖まる。
1時間では素手で持っても「あったか〜い」くらいの温もりだが、
2時間だと「あっチッチ!」となる。
それを厚手のバスタオルなどで、のり巻きのように包んで、
布団やシュラフの中に就寝30分前にブチ込んでおく。
寒さと寝具の条件によるが、室温10〜15℃、
米軍放出品(ベトナム戦時代)の羽毛シュラフだと、
湯たんぽ容器半分50%程の大きさ2時間暖石で7〜8時間、
湯たんぽ容器70〜80%の大きさ暖石(ちょっと重い)だと、
なんと12時間以上も暖かいのである。
なんとなく暖かいのではなく、しっかりと暖かいのだ!
沸騰したての熱すぎる湯たんぽよりも、確実に最初からいいカンジの暖かさだし、
その温もりは安定していて長く、12時間たっても石の芯熱が残っているのである。
そのむかし、アウトドア雑誌を創っていたころ、
秋口の奥利根湖や中禅寺湖のレイクサイド・キャンプ取材のとき
夜の急激な冷え込みに、お坊様の懐石(かいせき)野宿を必然的に体験するのハメになった。
焚き火横で風よけに立てて暖まっていた3個の石を、シュラフの中に入れ、
つま先にひとつ、ひざ裏、そしておなかの位置にあてて寒さをしのいだことを想い出した。
足元の温もりで眼を閉じると、
あのときの、奥利根湖や中禅寺湖の燃えるような紅葉の美しさが、
総天然色・大パノラマで まぶたによみがえる。
ん〜 ポッカポカ!
手頃な川原石がなければ、
ファイヤーサイドオリジナル「ホットストーン」はいかが?
木曽・御嶽山の溶岩石を使った石のカイロは、
トリベットとしても活躍するスグレモノです。
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