エッセイ集 薪ストーブの里から

ポールキャスナー 薪ストーブのある暮らし

日本における草分け的存在が贈るカントリーライフの提案。薪ストーブにまつわる様々なストーリーをお届けします。

ブラムリーアップルパイ



ブラムリーを使って英国風のアップルパイをアンコールの中で作ってみよう!
生のブラムリーアップルをそのままパイの生地に並べてクッキングスタンドの上で焼き上げる!
ブラムリーだから生のままできます。
とろけるブラムリー、それを受け止めるビスケットのようなパイ生地は最高の相性。
レシピはブラムリーと一緒に入っていたブラムリー研究会が出版している
27レシピ集「Bramley Recipe Book」から。多少ポール流にアレンジしました。
ブラムリーファンクラブ


 材料(24cmのパイ皿)

パイ生地
薄力粉・・・270g (冷やしておく)
バター・・・170g (冷やしておく)
グラニュー糖・・・大さじ1
卵黄・・・1個分
冷水・・・大さじ3

フィリング(パイの中身)
ブラムリー・・・3個 (皮と芯をとり、厚さ2cmに切る)
A
三温糖・・・70gから100g (甘さは好み)
スパイス・・・(シナモン、ナッツメグ、クローブ)・・・小さじ1/8ずつ

レモンの絞り汁・・・大さじ1/2
レモンの皮のすりおろし・・・少々
薄力粉・・・10g

バター・・・10g
(仕上げ用)
卵白・・・1個分


 作り方 
(燃えさしの薪のない状態でストーブ内の温度を200℃程度にしておく。炭を使えば安定した温度になります。)

1.   ボウルにふるった粉を入れる。続いてナイフで細かく切り刻んだバターを入れ、
指で粉とバターをすり混ぜ、パン粉状にする。カロリーが多そうです。
 

2.   これにグラニュー糖、卵黄を混ぜ、冷水を少しずつ加え、
ようやくまとまる状態でひとまとめにする。
冷蔵庫で1時間以上冷やす。


3.   パイ生地を2等分し、それぞれ麺棒でパイ皿よりひとまわり大きな円にのばす。
4.   パイ皿に生地を敷き、フォークで空気穴をあける。
5.   Aを混ぜて、ブラムリーアップルをまんべんなく隙間なく並べる。
上にバターをのせる。


6.   一枚の生地でふたをする。フチを指で押さえて、はみだした生地はナイフで切る。
フチをフォークでしっかり閉じる。
余った生地でリンゴやリンゴの葉っぱの形にして飾る。これは子供にやらせました。
上に卵白を塗る。
7.   表面にフォークで空気穴をあけ、中央に十文字に切り込みを入れる。



8.   アンコールなどの薪ストーブの中にクッキングスタンドをセットし、
燃えさしや炭を両脇に分け、パイを置いてドアを閉じて、15分焼く。
空気を絞り、さらに30分焼く。

9.   良く乾いた火の粉の少ない細い固い木を縦に並べて、
ふいごなどで炎を出し、表面に焦げ色を付ける。





10.   出来上がってから十分冷やしてバニラアイスクリームをつけてめしあがれ。

2台のストーブメンテナンス

ストーブシーズンが本格的に始まる前に必ず煙突掃除とストーブメンテナンスをやりましょう。
バーモントキャスティングスのストーブを正しく焚けば、1年に一度だけの煙突掃除になります。
煙突掃除とストーブメンテナンスを行えば、ストーブの性能と能力が高まります。

先ず煙突掃除を!
私の家はストーブが2台あります。本体のメンテナンスをやる前に煙突掃除をします。
室内からブラシをするか屋根に登って掃除をするかは煙突の設計によります。
これからストーブの設置を企画する方には掃除がしやすい設計を勧めます。
今回は室内からと屋根の上からの両方をしました。
 

室内からの準備:室内(シングル)煙突を外し、煙突掃除袋を設置してブラシを3回程度上下します。
屋根の上からの場合は、先ずは部屋が汚れないようにストーブ本体をビニールシートで巻いておけば煤が部屋に漏れません。
必ず安全帯をして、工具なども落ちないように安全を確保します。


部屋の中から掃除をする時に室内(シングル)煙突を外します。
外した煙突は屋外に出してブラシをします。


煙突掃除袋


屋根の上の時はストーブ本体をラップ!
犬のエールはじゃまをしていました!


道具などが落ちないようにSフックで煙突に固定します。


バーモントキャスティングスのストーブを正しく使えば、1年間の煤はこんな感じです。
少ないですね!


ブラシを入れてしっかりと3〜4回上下します。
時計方向に回せばブラシは中で抜けません。


左はアンコールの煤。右はデファイアント。
アンコールの方が細かい!デファイアントの量は少ない。
どちらもフレーク状です。薪がよく乾いていますし、温度管理は抜群。

煙突掃除が終わりましたら本体の掃除です。

先ず灰を取り出す。畑の肥料に!


丁寧に!!


粉塵機で仕上げる。全部取りましょう!


アンコールの触媒点検:先ずファイヤーバックを止めてあるくさびを外す。


スロートフッドを外す。


ファイヤーバックを取り出す。


セラミックファイバーの二次燃焼室が見えます。
NASAのスペースシャトルの表面と同じ材料です。
壊れやすいので….


触媒のフタを丁寧に外します。


この触媒は4年目です。もう交換の時期です。


ファイヤーバックのファイバーロープが取れています。


古いセメントをドライバーできれいに取り出す。


ワイヤーブラシで鉄まできれいに。


新しいセメントを塗る。


まんべんなく塗ることが大事です。


新しいファイバーロープを塗る。
この後写真は取っていないが、ドアガラスを掃除しました。
ねじやボルトなどの所に油をさしておきます。
ドアハンドルやダンパーを微調整します。


最後に黒いデファイアントをストーブポリシュで仕上げます。
先ず歯ブラシで全体にたっぷり塗ります。
よく乾いたら(約30分後)古着でから拭きします。
最後、新聞で磨き仕上げです。
この新聞を使って仕上げると色が落ち着いてきます。
またいい艶が出ます。
この新聞を使うことはストーブアートの矢島さんが10年ほど前に教えてくれた。
美しくなりました。
色々な人に教えられてストーブの知識を積んでいます。感謝!



煙突掃除の一番いいことは屋根の上の眺めですよ。
木の上に鳥のように!
これは私の屋根から見た中央アルプスです。
すばらしいビューですね。
煙突掃除とストーブメンテナンスの重要性について、
ファイヤーサイドのホームページ「メンテナンス」をご参照ください。

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